愛によって生まれた命が、愛を分かち合って生き、愛の中に帰って行くのが私たちの人生なので、私たちは皆、愛の墓を残して旅立つ人生を生きなければなりません。(平和を愛する世界人として、文鮮明自叙伝より239p)
人よりも高い位置に上がったとしても、一瞬の栄華にすぎず、人よりもたくさんの財物を集めたとしても、死の門の前では一切合財捨てて行かなければなりません。お金や名誉や学識、そのすべてが時と共に流れていってしまい、歳月が過ぎればすべてなくなってしまいます。いくら立派で偉大な人だとしても、命が尽きた瞬間に終わってしまう哀れな命に過ぎません。
自分とは何か、自分がなぜ生きなければならないのかを、いくら考えてもわからないのが人間です。したがって、自分が生まれた動機と目的が自分によるものではないように、自分が生きるべき目的も、自分のためではないことを悟らなければなりません。(237p)